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プロカメラマンはユーザーを ” さっさっと撮影 ” するのではなく、どのように撮ろうか、どんな感じを求めているかを考え、持ち合わせている知見と照らし合わせます。特にオーディションなら ” 将来が決まる可能性 ” があり「BEST」の写真を提供したいと考えます。

しかしフォトスタジオに行こうにも、どこに行けば良いか、何を基準に選べば良いか分からないのではないでしょうか。そこでオーディション写真撮影であなたに合ったスタジオを選ぶポイントをご紹介します。

フォトスタジオの役割

オーディションの応募で必要になる「プロフィール写真」をただの証明写真として無機質に撮影するのではなく、「この人に会ってみたい」と思われるように魅力を引き出し写真に収める役割があります。それにはオーディションやオーディション写真についての知識、撮影経験、そして十分な情報がなければいけません。そのリアルな情報はオーディションに応募したユーザーから舞い込み、公にならないニッチな情報も含まれています。その蓄積が個々の魅力を引き出すことを可能にします。

誰でも同じような笑顔で撮影するのではなく、何が魅力なのかを見抜き適切なアドバイスでそのリアクションを誘いだし写真に収めることも出来ます。その為には ” どのように撮影すれば審査員に受け入れられるか ” を知っている必要があります。コンスタントにオーディション向けの撮影を行い、またどの撮影法が合格を導いたか情報収集していかなければなりません。
チェック オーディション写真や宣材写真をよく撮影しているフォトスタジオはWEBサイトに掲載するサンプル写真も多い傾向があります。また撮影したユーザーがオーディションに合格したとの結果を掲載しているケースもあります。


いい写真を撮るための準備

いい写真を撮るにはユーザーの準備も欠かせません。事前の準備が整っていないと、たとえ「良い笑顔」に撮影できても総合的に見ると合格ラインに達しない可能性もあります。そうならない為にもどの様な準備が必要かご紹介します。
撮影風景
ロケの撮影風景

ユーザーの準備

1.フォトスタジオを見つける

一番の不安はキレイに笑えるか、顔が引きつらないか、などオーディションに ” 効果的な表情が上手に出来るか ” ではないでしょうか。写真を撮られるだけでも緊張するのに「よく撮られなければ」と考えるとプレッシャーから更に硬くなってしまいます。

昨今、フォトスタジオに行く前にWEBサイトに掲載されたサンプルのオーディション写真や宣材写真を見ると思います。そこに掲載されている写真が ” あなたの好きな感じであれば ” 思い通りに撮れる可能性は十分です。そのフォトスタジオが既に何十人ものオーディション写真を撮影しているなら、カメラマンは慣れており個人個人に合わせながら撮影するテクニックを持っているでしょう。だからどの様にアドバイスすればリラックスして貰えるかを知っているはずです。
ポイント スタジオのWEBサイトに自分好みのサンプル写真が掲載されているフォトスタジオが安心です。WEBサイトがなかったり、好きなオーディション写真のないケースでは他を探してみるのも良いでしょう。

2.撮影用 服の準備

服装選びは大切なポイント
服選びは大切なポイント

これは最も大切な項目の一つです。なぜならフォトスタジオに行ってから着ている服が似合わないからといって撮影を中止にすることは現実的ではないからです。

服装コーデは”ファッションセンスで決まり”個人の思いが色濃く表現されます。撮影の担当カメラマンやヘアメイクスタッフが「オーディション向きではない」と感じても、それを好んで着ているユーザーに「いまいちですね」とはいえません。

こうならないよ様に「複数の服」を持ち込むのが良いでしょう。たとえば ” デザインや丈の異なるスカート2点+色や丈の異なるブラウス3点 ” 全部で5、6点程度持ち込めば、スタッフに相談しながら最も似合う服を選ぶことが可能です。
ポイント トップス、ボトムス、共に一点は着ていけば良いので持ち運ぶのは3~4点になります。同じようなデザインではなくバリエーションとして工夫してください。できれば靴も一足持ち込みましょう。
こちらで「どんな服が良いか」を具体的にご紹介しているので是非参考にしてください。


3.身だしなみを整える

身だしなみ

撮影にヘアメイクの付いたプランを選ぶにしても最低限の身だしなみを整えておかないと思わぬ落とし穴にはまるかもしれません。フォトスタジオに行ってからでは既に遅いことが幾つかあります。

  • 髪がべたべた
    事前にシャンプーをして髪の油分を除去しましょう。ヘアに油分が多く残っていると髪の毛に癖がつかず思った通りのヘアスタイルを作れません。シャンプー後のスタイリング剤の付けすぎにも注意しましょう。
  • 髪の色がむら
    カラーリングをしたことがなければ問題はありません。一度でもカラーリングをすると新しく生えてくる髪の「新生部」と既にカラーリングした部位に色の差が生まれます。新生部はカラーリング後一か月もすると目立ち始め、特に明るい髪色にした場合は色の差が顕著に分かります。根本だけ黒くなると美しくないばかりでなく「だらしがない」自分を管理できない人と思われてしまいます。
  • 伸びた髭、剃り残した髭
    髭があるとフレッシュに見えないのでオーディションには不向きです。オーディションは新しい人材募集の機会であり「フレッシュな人を求めている」ケースが多いからです。
  • 目立つ部位の日焼け
    夏に跡が残りやすいのが日焼けです。ノースリーブ、タンクトップ、ランニングシャツなど肌の露出が多い服で日光の下を歩くと「日焼け」がはっきりと残ります。その状態で撮影すると肌に線が入ったようになります。こうなるとライティング(撮影の照明)で明るく飛ばしても綺麗に見せることは出来ません。
髭が濃く跡が残るケースはメイクアップとライティングで軽減させることが出来ます。
チェック 撮影で完全に綺麗に出来ないことでもパソコンの利用で修正できることがあります。これをレタッチといいます。比較的簡単に出来るのは。ニキビやシミの除去、小じわやほうれい線の軽減など ” 部分的に削除する ” 行為です。一方、日焼けを消したり、髭の跡を軽減させるような ” 肌上に広範囲に広がった状況の軽減や削除 ” は技術的に難易度が高くなります。


所要時間と進行ステップ

一般的なフォトスタジオでユーザーの来店から退店までの「所要時間と進行ステップ」をご紹介します。
所要時間
ヘアメイクなし30分~60分(自身でヘアメイクした後スタジオ入りします)
部分ヘアメイクあり60分~90分(スタジオで一部担当者が行います)
フルヘアメイクあり90分~120分(スタジオで全て担当者が行います)
フルヘアメイクは ” ヘアメイク担当スタッフが全て行います ” 。ユーザーは顔はすっぴん、ヘアは整髪料なしのナチュラルにしておくと良いでしょう。但し、化粧水、乳液、日焼け止め、は問題ありません。ベースファンデーションをするとスタジオで「メイクオフ」しなければなりません。肌を刺激して赤くなる可能性があります。
※詳細は各々フォトスタジオにお尋ねください

来店から退店までの進行スケジュール
  • 受付で名前と予約時間を告げます。諸事項の確認が行われます。オーディションの内容、撮影プラン、ヘアメイクと着替えの有無、などです。
    受付
    受付にて

  • 着替え、ヘアメイクを行います。顔立ちが分かるようにメイクはナチュラルに仕上げます。ヘアスは髪の長さが分かるダウンスタイルにします。サイドを留めるハーフアップは可能です。但しレオタードを着用する場合はその限りではありません。
    メイクアップ
    専任のスタッフが似合うようにメイクを行う

  • 撮影場所に移動します。上半身から撮り始め、次に全身になります。少し体を斜めにして立体感を出しましょう。
    撮影風景
    カメラマンとのコラボ

  • 撮影後、優れた写真を確認、選択します。応募・提出する写真選択はプロの意見を参考にするのが理想的です。
    確認、選択作業
    仕上がりを確認

  • データを受け取り終了となります。


まとめ

フォトスタジオのスタッフは撮影のプロフェッシナルであり安心して任せることが出来ます。

あるオーディションでは履歴書に貼るプリントサイズが特殊でサイズ加工の必要がありました。またある時は上半身、全身にプラスして決めポーズを送る指定がありました。このように個々のオーディションに対して適切な撮影を行えるのもプロならではです。

以上のように主催者の意図をくみ適宜撮影することがフォトスタジオの役割であり醍醐味なのです。